2022年の特別展示
”書”に親しむシリーズ・100人記念
会期:2022年1月5日(水)~12月25日(日) |
本年度の特別展では、徳富蘇峰が築いた広範な交友を当館に残る貴重な手紙をもとに迫ります。 教科書に載る著名人士がどのような字を書き、どんな書簡を蘇峰に宛て送っていたのか、まじかにご覧いただけます。また、パネル展示としましては、出身都道府県別の、交友した人物一覧を作成しました。(全都道府県+欧州、米国、漢字圏) 皆様のご来館をお待ち申し上げております。
■展示書簡 【文学者】 夏目漱石 (蘇峰が夏目に献本した『横川百人一首』への礼状) 【政治家】 伊藤博文 (伊藤より、蘇峰に明日「赤坂三河屋」への来訪を請うたもの) 【実業家】 原三渓 (原が蘇峰に依頼した「臨春閣」の扁額が届いたその礼状) 【軍人】 乃木希典 (蘇峰の改訂版『吉田松陰』の材料手配を整えたとするもの) 【才女】 新島八重 (蘇峰からの喜寿の祝い金でお茶会が催せたとの礼状) 【芸術家】 岡倉天心 (岡倉の著書『東洋の理想(邦題)』を蘇峰に献本した際のもの) 【書家・能筆家】 犬養毅 (犬養より蘇峰に「西郷隆盛筆跡の真贋鑑定」を依頼したもの) 【ジャーナリスト】 山本実彦 (山本主宰の『改造』が発行停止となったその報告を行ったもの) 【幕末維新の先達】 勝海舟 (新島襄の逝去に際し、蘇峰や新島門弟を励ましたもの) |