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【口述筆記】原稿「新憲法に関する意見」(昭和28年3月以降)

資料情報
資料名 【口述筆記】原稿「新憲法に関する意見」(昭和28年3月以降)
種別 草稿・原稿
備考 毛筆書き 15x17.5cmx26枚(蘇峰学人用箋使用) 「それは今日の所謂マッカーサー憲法てあります。此の憲法は日本を永久に弱体化する憲法てありまして、此の憲法の出来る時分は、米国もソ連と提携し、ソ連は何時迄も米国に付いて来るものと考へて居る時代に出来上ったものてあります。」「然し今日の世の中に、兵力無くして平和か維持せらるると云ふことは絶対不可能てあります。私は二回も新聞社の襲撃を受けました。其時に警察力か如何に微弱てあるかを確かめ得ました。」「国家は自衛の権利かあるから、第九条の存在に頓着なく、自衛隊は出来ても構わぬと、吉田前首相の横車てあって、第九条の明文通りにすれは、絶対不可能てあります。」 蘇峰草稿6-631