HOMEへ 一覧へ

東京日日・大阪毎日新聞(昭和16年7月2日) コラム(日日だより) 「我等の国策宣明」

資料情報
資料名 東京日日・大阪毎日新聞(昭和16年7月2日) コラム(日日だより) 「我等の国策宣明」
種別 新聞切り抜き
年代 1941年
備考 内容抜粋:【】「一月一日の夕、近衛首相が愛国心を強調」「驚くは近衛首相が斯心を以て自ら処り、同時にその同僚及び属僚に向って、よく提撕警策せられんことを望むのみだ。」「第一、東亜共栄圏の扶植には、英米旧秩序の巣窟たる勢力を東亜より一掃せねばならぬ。第二、東亜共栄圏と云えば、その最小限度に於て蘭印を包容す可きは、当然の事である。蘭印を欠いたる東亜共栄圏は、共栄圏という事は出来ない。第三、支那問題は、皇国の国際政策の上より考察して之を処理せねばならぬ。言ひ換ふれば、英米の勢力を駆逐し、手を東亜共栄圏の完成に伸ぶるに於ては、支那事変は、恰も春氷の太陽の光に逢ふが如く、自然に消解し、自然に解決す可しだ。」「国民は既に覚悟をしている。此上の覚悟は只だ当局者の覚悟だ。」 3F倉 袋1