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東京日日・大阪毎日新聞(昭和15年□月□日) コラム(日日だより) 「世界の維新、日本の国策定る」

資料情報
資料名 東京日日・大阪毎日新聞(昭和15年□月□日) コラム(日日だより) 「世界の維新、日本の国策定る」
種別 新聞切り抜き
年代 1940年
備考 内容抜粋:【】「アングロ・サクソン帝国は、世界の徳川幕府である。欧州に於ては、独逸、伊太利の両国は、清新、新鋭の力を挙げて、この旧体制の打破に努めている。我が皇国は、東亜に於て、新年来自から進んで、その任務に従いつつある。」「東亜の全国に亘りて、アングロ・サクソン帝国は、其の搾取政策を逞くする茲に百幾年。」「我が皇国は、それに向って、東亜民族解放の天職を尽くしつつあるのだ。」「日、独、伊の三国同盟は、人為と言わんよりは、寧ろ天意である。世界の吸血鬼として、随所に其の貪欲を逞しくしつつあるこの旧体制を打破するには、是非共三国の協戮を必須とするは、宛も倒幕に、薩長二藩の連合を必須としたると同様である。」「歴史家に譲りて」「即今近衛首相によりて提唱せられ、いよいよ実行の運に進みつつある新体制運動も、此の世界維新の目標ありて、始めて真剣にそれが実行せらる可きだ。」「我等はこの三国戮協の約束成立に就ても、実に有り難き今上天皇の聖明に感激せずして已む能わない。」「我等は平生口にする天皇親政の大なる実物教訓を拝して、実に返す返すも我が国体の有り難きに感銘せざるを得ない。」 3F倉 袋1